小林正観さん

小林正観さんから学んだ私の仕事の原点。目の前のことを淡々と笑顔で一生懸命こなしていく生き方!

小林正観さんほど「目の前の与えられたことを一生懸命こなす」と言っていた人は、なかなかいないのではないでしょうか?

自分の好きなことを仕事にする。
自分の得意なことや強みを仕事に生かす。

そんな本やセミナーが世の中にはたくさんありますよね。

ですが、昔の私を含めて「好きなことや強みが分からない」という人は多いのでは!?

このブログ記事はそのような人に少しでもヒントになればと思います!

ご自身の使命や天職にも出会うことが出来る方法が書かれていますよ。

小林正観さんとはどんな人?正観さんプロフィール

そもそも、小林正観さんのことをまだご存知でない人もいるかもしれません。

正観さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。

1948年東京深川生まれ。
心学研究家。コンセプター。作詞家&歌手。
デザイナー(SKPブランドオーナー)。
潜在能力研究家でもあり、学生時代より人間の潜在能力やESP現象・超常現象に興味を持ち、旅行作家のかたわら研究を続ける。
旅の宿では頼まれ事で、宿泊客の「人相手相」をみて人生相談を受けることもあり、正観さんが来るという情報が流れるとたくさんの人が集まり行列ができた。
そうしているうちに友人、知人からの講演依頼が増え、年に300回以上、講演の予約は2年先まで一杯になり、全国各地を回る生活を続けていくことになった。
人に「うれしい・たのしい・しあわせ」と喜ばれる存在になろうと唱え(宗教者ではない)、正観さん自身も日々実践をしていた。
コンセプター(基本概念提案者)としても 「ものづくり」・「人づくり」・「宿づくり」・「町づくり」 などに関わっていた。
2011年10月12日永眠

株式会社SKPのホームページより引用させていただきました。

私は小林正観さんの生前に何度も講演会に参加させていただき、色々と人生について質問させていただきました。心のお師匠様です。


いつも優しくどんな質問にも答えていただき、心から感謝しています!

小林正観さんからのメッセージ!

【鍋磨きという仕事を徹底的にこなす】

帝国ホテルの料理長を26年間勤め、重役になった村上信夫さんという方がいます。

「ムッシュ村上」の愛称で呼ばれ、NHKの「きょうの料理」にも出演してお茶の間に親しまれてきました。

この村上さんは、厨房から初めて重役になった唯一の人です。

 

10代のときに帝国ホテルの厨房に入ってからは、3年間、仕事が鍋磨きのみだったといいます。

まだ徒弟奉公が残っている頃の話ですから、一切、料理に触れることが許されませんでした。

3年間、鍋磨きだけで、まったく料理を教えてもらえず、何人もの少年が入っても、1年以内にほとんどの人が辞めてしまったといいます。

その中で村上さんだけは辞めなかった。

「日本一の鍋磨きになろう」と決意をして、3年間鍋をピカピカに磨くことにしました。

自分のところに回ってくる鍋には、料理が残っていても、ソースの味がわからないように、洗剤などが入れられた状態で来るのだそうです。

それを全部、キレイに磨いた。

当時は銅の鍋で、鍋というのは磨けば磨くほどにキレイになるらしい。

それを自分の顔が映るくらいピカピカに磨いたといいます。

 

そうして3、4ヶ月経ったところで、

「今日の鍋磨きは誰だ」

と先輩が聞くようになったそうです。

「今日の鍋磨きはムラ(村上さんの愛称)です」

という答えが返ってくると、そのときだけは洗剤が入っていない状態で、鍋が回ってくるようになった。

村上さんのときだけ、先輩がソースを残したまま鍋を返すようになったので、村上さんはそれを舐めて隠し味を勉強するようになり、立派な料理人になったという話です。

 

どんな人も最初は、お試し期間があります。

10代の少年に、初めからチーフを任せるという世界はありません。

でも、この人に鍋磨きという仕事を与えたときに、鍋磨きをとことん徹底的にすることで、見込まれる。

今おかれている状況に文句を言わずに黙々とやっている人に、神は微笑むようです。

 

出典元:「人生を楽しむ」ための30法則(講談社・2008年)/ 小林正観 著/ P.57~P.59を引用

小林正観さんの言葉を胸に刻んで行動をする!

この内容は昔の私にとってはまさに目からウロコの内容でした。

そして今でもこの内容を読み返すたびに

目の前のことをグチらずに、一生懸命やっていればいいんだ!

と原点に戻らせてもらえます。

好きなことを仕事にできている人はそれはそれは幸せですよね!

本当に羨ましい限りです。

でも、ほとんどの人はそんなことはないかもしれません。

たまたま、ある時期に就職活動をしなければならなくて、何となく選んだ会社、何となくの志望動機で入社しませんでしたか?

私はそうでした・・・

まだ就職なんてしたくなかったけど、周りのみんながリクルートスーツに身を包み、就職活動を始めだしたので慌てて同じような行動を取りました。

だから好きな仕事も何か分からず、何となく選んだ会社で就職をしました。

(もちろん決められた就職活動期間の中では、自己分析がんばったり、会社訪問などがんばりはしました)

その後に転職したり、母親が病気になり介護のために休職することになりました・・・・

もとい。

村上信夫さんの帝国ホテルでのエピソードは本当に心に響きます。

普通の人は3年間も鍋磨きのみさせられたらクサってしまいますよね。

ところが村上さんは、、、

「せっかくやるんなら、日本一の鍋磨きになろう!」と決意して実践したのです!

これって物凄く心が前を向いていますよ!

働く姿勢も周りの人とは全く違うものだったと思います。

私は今、正観さんの言葉を胸に刻んで、「与えられた目の前のことに全力で取り組む」ことを実践している毎日です。

好きなことを仕事にするのではなく、やっていることを好きになる!

ちなみに先ほどの村上信夫さんは、

鍋磨き自体もどんどん楽しくなってきたはずなんです。

ここがポイントだと思います!

好きなことや楽しいことを仕事にするのではなく、、、

やっていることを好きになる。やっていることがどんどん楽しくなる!

これが本当に大切なことなんだと、自分に言い聞かせています(笑)

そのためには与えられたことに対して、グチや不満を言いたくなるときは多々あるけれども、グッとおさえて、笑顔で

いっちょ、やってやろうじゃないの!!

くらいの気持ちでやっていくのがいいと思います。

私も「割りに合わないなぁ」という仕事が回ってくることがあります。

だけど、「自分だったらこれを楽しくできるはずだ!」と無理矢理でも、仕事に没頭するようにしています(笑)

そうしたら不思議!

だんだんそういう仕事でも楽しくなってくるものですね。

さらに周りの人からも村上信夫さんのように一目置かれるようになるはずです。

「あの人、あんな仕事でもグチをこぼさずに笑顔で楽しく仕事をしているよね!」

と、見てくれている人は必ずあなたのことを見てくれています。

好きなことを仕事にできている人は全くもってOKです!

そのまんま突き進んでいってください。

でも、そうでない人は・・・

与えられたことを一生懸命こなしていくようにしていきましょう!!

そんな人にはどんどん奇跡的な出来事が起こってきます。

自分の使命や天職にも出会うことが出来ますよ!

私はこれからもこの「仕事の原点」を大切にして生きています。





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どうもこんにちは!
サイト管理人の心理カウンセラーmasaです。

私は母親の病気の介護をきっかけとして
自分の人生を見つめざるを得なくなり、
もがき苦しむ中で、心理カウンセラーになりました。

30歳前後まで、私の人生は
どん底、かつ、ボロボロの人生でした…

あるきっかけがあり

自分の「生きる意味」に気づいてからは
ここ10年で2000冊以上の自己啓発書を読み、
現場にて7100人以上の人との対話をさせていただいてます。

自分の苦しかった時期、そしてクライアント様と話していると
「もっと知識があればそんなに苦しまなくてすむのに・・・」
ということを今まで何度も感じてきています。

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