こんにちは。心理カウンセラーのmasaです。

どんな人にも、心が前を向かない時期があるものです。

そういう「冬」の時期は、どうしても物事をネガティブにとらえてしまいますよね。

私も心の勉強をしているとはいえ、その渦中にいるときは、つらいですし、苦しんだりしてしまいます。

そんなとき、渡辺和子さんの言葉や名言に触れると、フッと癒されることが多々あります。

シスター渡辺和子さんの名言から、自分にとってマイナスの出来事が起こったときの「解釈の仕方」について考えてみたいと思います。

体が風邪をひくように、心も風邪をひくことがある。

※2017年に書いた記事です。

1分でわかるこの記事

・渡辺和子さんは、心の病気になったことを恥ずかしいとは思っていなかった

・「体が風邪をひくことがあるように、心も風邪をひくことがある」

・masaがカウンセリングでいつもお伝えしている、大切な言葉

・心の風邪は、がんばりすぎたあとの休息の時間

・つらい出来事も、「解釈」しだいで「あってよかった」に変えていける

渡辺和子さんのやさしい名言

まず、渡辺和子さんの『どんな時でも人は笑顔になれる』から引用させていただきます。

病気になったおかげでわかることがある

私は自分が心の病気になったことを恥ずかしいとは思っていません。

人間は体と心を持っています。
体が風邪をひくことがあるように、心も風邪をひくことがあるのです。

別に自慢する必要もないことですけれども、病気になっていなかったら、一生の間になかったかもしれない、心の医者としてのキリストとの出会いがあったわけですし、
事実、私は、この病気以来、少し優しくなったみたいです。
特に、弱い人に対して。

それまでの私は、朝早く起きてこない仲間の修道者、
「疲れる」とよく言う若い人、
「元気が出ない」という同年輩の人たちを、
口にこそ出さなくても「なんとだらしない、意気地がない」と心の中できびしく批判していました。
私は、人間は誰しも丈夫で健康なのが当たり前だと思っていたのでした。

「つまづいたおかげで」(相田みつを著『にんげんだもの』文化出版局刊より)という詩をいただいたことがあります。

つまづいたおかげで

つまづいたり ころんだり したおかげで
物事を深く考えるようになりました
あやまちや失敗をくり返したおかげで
少しずつだが
人のやることを 暖かい眼で
見られるようになりました
何回も追いつめられたおかげで
人間としての 自分の弱さと だらしなさを
いやというほど知りました
だまされたり 裏切られたり したおかげで
馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました
そして・・・・
身近な人の死に逢うたびに
人の命のはかなさと
いま ここに
生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました
(以下省略)

つまずくことも、転ぶことも、だまされることも、裏切られることも、
決してそれ自体うれしいことではないし、自ら望むべきことではありません。
しかしながら、どうしようもなく、それらが ”来る” とき、
そういうマイナス要素からさえ、プラスの要素を掴みとることが人間にはできるのです。

出典元:どんな時でも人は笑顔になれる(PHP研究所・2017年)/ 渡辺和子 著/ P.50~P.53を引用

どんな時でも人は笑顔になれる(Amazon)

心も風邪をひく

渡辺和子さんの名言は、心に響きます

「体が風邪をひくことがあるように、心も風邪をひくことがある」

この言葉が、私はとっても大好きです。

カウンセリングに来られた方に、よくお伝えしています。

私が、とっても大切にしている言葉です。

渡辺和子さんの名言や言葉は、本当に心に響きわたってきます。

取りつくろうとか、着飾るということとは無縁の方なので、純粋なメッセージがズドンと響いてくるのだと感じています。

カウンセリングに来られる方は、がんばり屋さん

くしゃみ

カウンセリングを受ける方は、本当にがんばり屋さんが多いんです。

人よりも真面目だったり、責任感が強かったりする方ばかりです。

そういう方に触れるたびに、私は「素晴らしいなぁ」と感じています。

私はちょっと「まぁ、いっか」みたいなテキトーなところがあるので…(笑)

私が心理カウンセラーになったのは、「母親の心の病気」があったからこそです。

うちの母親も、家族や子どものために、いつもどんなときも、がんばってくれていました。

だから、心が風邪をひいてしまったんですね。

そうなんです!

病気は、心が風邪をひいてしまったということなので、決して恥ずかしいことでもなんでもありません。

がんばりすぎてしまったから、少し休息が必要なんですね。

だから私は、こうお伝えするようにしています。

masa
今は心が風邪をひいてしまったので、少し休息が必要ですよ。
ずっと他人のためにがんばってきたんですから、自分のためのご褒美タイムだと思ってくださいね。

渡辺和子さんの名言を受けて

私は母親のうつ病を介護してきた経験があるので、渡辺和子さんの「心が風邪をひいてしまった」という言葉の持つ意味を体感しました。

病気はその人にとって「悪」ではなく、ゆっくり自分を見つめる時間になったり、休息を与えてくれたりするもので、むしろ「善」なのではないか、と。

もちろん、すぐにはそう受け入れられないかもしれませんよね。

だけど、いま心が前を向かない人や、なかなか人生が思い通りにいかない人。

絶対に大丈夫ですから!

ときには、ゆっくりすることも大切なのです。

それが「いま」なのだと思ってみると、ほんの少しは心がラクになりませんか?

また、あなたの周りに、心が風邪をひいてしまっている人がいたら、

masa
心が風邪をひいてしまってるから、ゆっくり休むことも必要ですよ。

と伝えてあげてくださいね。

あなたの「そのひとこと」が、どれだけお相手の心をラクにしてあげられるか。

あなたにしか伝えられない人がいるので、ぜひ、よろしくお願いしますね。

悩みや苦しみは、本当に「悪いこと」なのか?

心理学や心の勉強をしていけばいくほど、「悩みや苦しみって、本当に『悪いこと』なのかな?」と考えるようになりました。

カウンセリングでお相手の方と向き合うことで、「悩みや苦しみは、その人の心の成長のために必要なことなんだなぁ」と、現場で毎日感じています。

過去の、一見「マイナス」な出来事をふり返ると、

masa
あの出来事があったからこそ、あの人に出会えた!

みたいなことって、けっこうありませんか?

ということは、悩みや苦しみ、病気のおかげで気づけたこともあるということです。

好きこのんでつらい体験をしたくはないけれど、そういうことが起こってしまったら、自分の「解釈」がものを言います。

あなたは、どんな「解釈」で生きていくことがラクですか?

悩みや苦しみを「つらい」「苦しい」と受け止めるのは当然なのですが、それだと本当に苦しくなります。

当面は、そういう気持ちになってしまってもかまいません。

ただ、いつかのタイミングで、「確かにつらいし苦しいけど、これがあって本当に良かったと思えるように生きていこう!」と、気持ちを切り替えてほしいのです。

そうやって気持ちを切り替えられた人から、悩みから解放されて、人生が自分らしくなっていくんだと思っています。

まとめ

・どんな人にも、心が前を向かない「冬」の時期がある

・体が風邪をひくように、心も風邪をひくことがある

・心の病気は恥ずかしいことではなく、がんばりすぎたあとの休息の時間

・周りの人にも「ゆっくり休むことも必要ですよ」と伝えてあげよう

・つらい出来事も、「あってよかった」と思える解釈に切り替えていこう

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心理カウンセラーmasa

こんにちは。
このブログを書いている、心理カウンセラーのmasaです。

私は、母の介護をきっかけに自分の人生と向き合い、もがき苦しむ中で心理カウンセラーになりました。

30歳前後までの私は、どん底で、ボロボロの人生でした。

そこから2000冊以上の本を読み、1万人以上の方とお話ししてきて、何度もこう感じてきました。

「もっと早く知っていれば、
そんなに苦しまなくてすんだのに」

考え方や受けとめ方を知るだけで、人生は思っているより、ずっとやさしく変わっていきます。

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